蠍は留守です記

蠍の不在を疑わずに眠る暮らしの記録

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自宅で火鍋スープを作る

自宅で火鍋のスープを作った。我が家での火鍋は、ラム肉を食べるための鍋として登場する。大好きなモンゴル料理屋さんの味を基準に考えているので、中華というよりはモンゴル料理という感覚がある。

友人からレシピを期待されているようなので書くけれど、実は決まったレシピはなくて、気分でスパイスを調合するのみ。なんとなく、ざっくり、原材料ベースで書いておく。

かんたん火鍋のざっくりレシピ

まず、八角、クコの実、唐辛子、花山椒、コリアンダー、沈皮、シナモンあたりを粉末もしくは粗挽きくらいにする。にんにく、しょうがはすりおろしでもパウダーでもどっちでもいいかも。それらと豆板醤を同じくらいの割合(各材料につき小さじ1〜大さじ1くらい、ここは好みとしか言いようがない)で合わせて、サラダ油かごま油かラー油で炒める。

スパイスは、好みで足し引きしてよい。むしろ足し引きを楽しんでほしい。実際スパイス切らしてたので、コリアンダーと沈皮とシナモンは入れなかった。あったら入れてたと思う。

そこに土鍋でちょうどよいくらいの量の水を入れ、ほどよい量のガラスープの素を入れる。これは普通に鶏がらスープはもちろん自分で作ったらもっと美味しいと思う。さらにスパイスをホールでちょっと足してみた。あと、なつめも入れたりした。なつめはあってもなくてもよいと思う。これも好みの範囲。

そうすると、下の写真みたいな感じになる。今回はスパイスをごく粗挽きにしたので、わりとワイルドな仕上がりになった。細かく挽くほうが上品な味にはなると思う。

火鍋のスープを作っているところ

少し煮たら、あとはお醤油とかお塩で味をととのえるだけ。ここも感覚なので、バランス見ておいしいと思うところで止めて。あと、スープで何を食べるのかとかにもよる。

我が家はとにかくラム肉食べるために作った。そしてたっぷりラム肉食べた。卓上コンロで火を通しながら、あっというまに食べた。こんなに手軽に自宅で(しかもかなり美味しい)火鍋が食べられるだなんて、今までの外食はなんだったんだ! というくらい。

ラム肉を食べる

とにかく、スパイスを油で炒めて鶏ガラスープ入れるだけで、いい感じの火鍋になる。これを作るためだけにスパイス揃えると高額になっちゃうかもだけど、普段から料理にスパイスを使ってるご家庭では、想像以上にちゃっちゃか作れる。

適当なレシピに見えるけど、そのくらいざっくりやっても失敗しない、ということだ。自分好みに調整するのも簡単だし、自宅火鍋おすすめ。唐辛子と山椒を抑えめにしたとしても、美味しく食べられる。手順は本当にシンプルで、ピエンローなんかよりよっぽどお手軽に作れちゃうくらい。

個人的にはざっくり作る手軽さや好みで調整する楽しさを味わってほしいが、ちゃんと分量を計って作りたい場合は、レシピサイトで探すことをオススメする。

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