蠍は留守です記

蠍の不在を疑わずに眠る暮らしの記録

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名前のつけようがないスープ

先週は自宅で火鍋スープを作ったのだけど、その応用で辛くないスープを作った。

クコの実、八角、コリアンダー、シナモン、陳皮のブレンドに、ジンジャーパウダーを追加して味付け。それをたっぷりの油で炒める。焦がさないよう、なんとなくいい感じになるまで炒める。この「いい感じ」が本当にいい感じなのかどうかは知らない。なんとなく自分がいいと思えばそれでいい。

スパイスを油で炒める

炒めたスパイスに水を加えて加熱。ホールのなつめとクコの実とニンニクを加え、長ネギも入れる。スパイスが馴染んでいい感じになるまで少し煮る。この時点で鶏がらスープを入れるとよいのだけど、今回は鶏の手羽元を使う予定なのでスープの素は使わなかった。ちなみに塩分もまだ。

炒めたスパイスに水を加えて少し煮る

いい感じになったら、鶏の手羽元をたくさん投入。ひとしきり煮立てる。手羽元に火が通ってだしがだいぶ出てきたなぁと判断したら、野菜も入れる。今回はじゃがいも、にんじん。レンコン、きくらげを入れた。

野菜の火通りに目処が立ってきたら、ようやく塩分も投入する頃合いである。なんとなく、豆味噌と塩を使って味付けをしてみたけど、塩だけでもよかったかも。

鶏肉を煮た後に野菜も煮る

完成したら器によそって食べるよ。なんとも名前のつけようがないスープ。でも、鶏の手羽元は軟骨までくったりと柔らかくて、最高。次は挽いたスパイスを使わず、ホールだけで仕立てたスープに挑戦したいな。イメージで言えば参鶏湯みたいな、白湯に近いスープを作ってみたい。

名前のつけようがないスープ

我が家の台所の換気扇からは大変にスパイスの香りが排出されているはずなので、外国人が住んでいると思われてそうな気がする。まぁいいか。

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