蠍は留守です記

蠍の不在を疑わずに眠る暮らしの記録

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自宅の押し入れを改造した話

古い集合住宅に住んでいる。これからもまだまだ住む覚悟を決め、使いづらかった押し入れを改造することにした。何より、おまえらちゃんずがドアを開けることを覚え、木製の引き戸をカリカリやる癖をつけてしまったので、それを防止する意味もあった。

実際に作業をしたのは5月のはじめなので、ちょっと時間が経ってしまったが、何をしたのか改めてログを残しておく。

押入れ改造の手順

思い切って引き戸を外してクローゼット風に使用する(開け閉めのストレスがなくなる)という作業だったのだが、いちばん大変だったのは、元々入れていたものの出し入れで、それ以外の工程はいたってシンプル。

  1. 引き戸をはずし、押入れ上段奥にベタ付けで収納する
  2. つっぱりタイプのテンション伸縮カーテンレールを取り付ける
  3. 不要になった古いカーテンを利用して仕切りにする

つまり、押入れの扉を外して、カーテンレールを取り付けて、お役御免になった古いカーテンを再利用したら、ウォークインしないクローゼットのできあがり、というわけだ。ちなみに最近リビングのカーテンを変えたので、それの丈を調整して再利用している。

改造した押し入れ

デッドスペースがたくさんできていた下段の収納も、入念に計算を重ねて選定・組み合わせした。奥行きピッタリの収納ボックスを詰め込み、できるだけ隙間ができないように。隙間があるとおまえらちゃんずが遊んでしまうので、それも防止できる。

しばらく運用してみての雑感

とにかく便利になった。収納物の出し入れはしやすくなったし、しまうことにストレスがないので洗濯物をたたむ際の面倒くささが一段低くなった。

また、なんとなく部屋が広くなったような錯覚がある。扉を取っ払ったことで、押し入れの奥まで部屋が広がったように感じるからだろうか。はじめはカーテンを常に閉める運用を考えていたが、広さを感じるために開けておくようになった。

押し入れ改造を見守るおまえらちゃんず

カーテンを開けておくことにはもうひとつ利点があって、おまえらちゃんずが押入れスペースに入らなくなった。カーテンを閉じておくと、むしろ好奇心が湧くようだ。最初こそ探検されて物を落とされたりもしたが、すぐに飽きたようだし、ひと安心である。

いろいろ不便もある古い集合住宅だが、もうしばらくは快適に暮らせそうだ。

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